α77II 無難な性能の後継機のはずが何故か画質がクレイジー

6月6日に発売日を控えたソニーの α77II ですが、おすすめ度からいうと僕的には……まあ、うん。

全くオススメしません。

まず、基本的な部分が余り変わっておらず、時代を考えると物足りなさを感じます。

それでも『スペックだけを見ると』決して悪くはないし、 α77 を使い込んだ人が買い換えるにはとても良いと思いますが、新規で入るなら別の選択肢があるかもしれません。

しかし、致命的な部分が……

α77 II

α77II – 色々と改善されたが個人的には物足りない

基本的には α77 の不満点を潰しつつ、昨今に求められるWi-FiやNFCといった便利機能を搭載してきています。

まず、α77 を使った人のほぼ全員が感じるであろう連写性能不足。JPEG FINEで18連写というのはスポーツ撮影では致命的な『息切れ』感のある枚数です。これが α77II ではなんと60枚に強化されていて、連写性能に強く不満を感じていた人なら諸手を上げて喜ぶ仕様になっています。書き込み速度を考えるとRAWでも40枚以上は連写できそうです。

次に多くの人が不満に思っていたであろうEVF性能の低さ(追従性不足)も改善されています。明るく、自然に見えるようになっていました。

もう一つはAF性能ですが、こちらも19点から79点に大幅増されており、合わせたいところにピントを合わせられるようになりました。

これだけパワーアップしているのに、なお、僕的にはおすすめできないと思っているのが肝心の画質部分です。

ギャー! どうしてこうなったーッ!?

以下の写真はソニー公式からのサンプルから直リンクしています。

バッキバキやでしかし!

いや、冗談抜きで、なんでこんなにカリカリなんでしょうか?

二枚目のポートレートなんかプラナー T*の85mmをF1.4開放ですよ?

『フォトコン』あたりに投稿したら「レタッチしすぎですね(笑)」って寸評書かれるレベルだぞこれ。

サンプルってフォトショップ加工OKでしたっけ?

それとも、カメラの設定値がおかしいのか?

最初からこんな画質なのか?

展示機を見る限り、設定でマシにはなりますが基本的に何かオカシイように思います。

ファームウェアアップデートで改善される可能性はありますが、だったら最初から RX100M3 買うほうがマシですわ。カメラなんぞ、発売日から半年も過ぎたら対抗機種が顕れて相対的に性能価値が落ちていくものです。

いま、この一瞬を切り取るためのツールに『いつか改善されるかもしれませんよw』なんて気の長い話なんぞしてられねぇんですわ。

高感度性能にも不満

高感度性能は向上しました。体感で二段分ほどの改善になり、これならISO3200でもまァなんとか出せるか、という気持ちです。ISO1600なら特に問題なく常用していけると思います。ISO6400や12800はあくまで非常用で論外です。この辺りに、性能とコストの限界を感じますね。

TLMテクノロジーのせいで暗くなっているのをカバーしきれていないのでしょう。もっとお金を掛けるとAPSクラスをはみ出した価格になるのでしょう。

昨今、コンデジでも気の利いたものはISO6400以上でも使い物になる絵を出せるものが増えてきていますし、5D Mark3 のように高感度モンスターのような一眼レフだって存在しています。ミラーレスでもISO6400が使い物になるようになってきました。

そんな中で、APS-Cフラグシップ機最新型がこの体たらくっぷりでは正直、お話になりません。

画質はコンデジ並み、高感度はコンデジ以下。

一体、何をどうオススメしろというのでしょうか?

現時点では全くオススメできません。

ファームウェアアップデートで改善したとしても、構造上、高感度性能が劇的に向上するわけでもありません。

これを買う理由が見当たりません。

かと言って、安くなっている α77 がお薦めできるかというと今の時代には全くオススメできません。

……ちなみに、前作 α77 がどんなカメラだったのかはこちらの記事で→α77 クレイジーな後継機 α77 II も出たことだし前作を偲ぶんだぜ!

2014/6/6 追記:

発売日の口コミを集めてみました→α77 II 口コミを集めてみた!(ペラサイトじゃないっすよ?)

ソニー公式:α77II

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