行政書士のなり方(独学でも大丈夫)

「行政書士になるには、予備校とか大学に通わないとダメなの?」

と聞かれて、いやいや、バリバリ普通に自宅勉強でなれますよ……超カンタンですよ……と思ったので、行政書士のなり方についてこのエントリーを書きます。

そもそも、行政書士ってなんなの?

『行政書士法に基づき、他人の依頼により官公署に提出する書類を作成することを業とする者。』というのが行政書士の定義です。

平たく言うと、行政に提出する書類の作成等を行うお仕事です。

明治時代の『代書人』をルーツとする職業でもあります。

また、行政書士は国家資格ですので長い目で見ると法改正により業務の範囲が増減する可能性がありますので、いずれ取るなら先にとっておくほうがよいでしょう。

どんな業務をするの?

他者からの依頼に基づいて以下の書類を作成します。

  • 官公署に提出する書類の作成業務
  • 権利関係又は事実証明に関する書類の作成業務

上記につき、具体的には以下のとおりです。(一部です)

  • 会社設立
  • 風俗営業許可申請
  • 経営事項審査
  • 内容証明
  • 渉外関係(外国人の出入国手続等)
  • 建設業許可申請
  • 自動車登録手続
  • 相続における遺産分割協議書の作成
  • その他、各種契約書の作成

などがあります。上記以外にも多数あります。

行政に提出する書類は細々したものも含めると把握不可能なほど膨大な数にのぼりますが、行政書士の資格は、これら書類を作成するに当たって最低限求められる法的な基礎知識を有していることの証明でもあるのです。

ちなみに、よく勘違いている人がいますが、行政書士はいわゆる法曹(判事・検事・弁護士)ではありませんので、いわゆる非弁行為に当たる違法な法律業務を行わないように気をつけなければなりません。

ルーツとなる職業名が『代書人』であることからも分かる通り、書類の作成をサポートするお仕事なのです。

社会人の方でも、行政書士として週末副業すればそこそこの稼ぎになるでしょう|゚ω゚|

行政書士のなり方には色々あるけど、試験が一番ラク

行政書士として仕事を行うためには、行政書士の国家資格を取得する必要があります。

資格取得には以下のものがあります。

  • 行政書士試験に合格する
  • 公務員として行政事務に20年以上(高校卒業者は17年)従事する
  • 弁護士になる
  • 弁理士になる

要するに、行政書士試験に合格しなさい、ということです(苦笑)

行政書士試験の日程は?

毎年、11月の第二日曜日に行われます。

出願期間は毎年、8月上旬〜9月下旬までです。

しかし、実際に勉強を始めてみるとすぐ解ることですが……「少しでも、一日でも多くの時間が欲しい……なんで1日でも早く始めなかったんだ……」と、これはもう、ほぼ全員が嘆くことですから気にしないでください(笑)

ですので、いっちょやるか!と思ったときがやり時ですし、おそらく、時間は足りないでしょうが、たとえ一度目の試験で勉強不足で落とそうと、一年後に向けて地道にきちんと勉強すればおそらくは受かります。みんな同じです。

そもそも、資格として、そこまで難しいものではないのです。楽しんで勉強するぐらいがよいでしょう。

行政書士試験の難易度は?

難易度については、弁護士を100とすると行政書士は20ぐらいです。

弁護士が、六法(憲法・民法・刑法・商法[会社法・手形小切手法を含む]・刑事訴訟法・民事訴訟法)+行政法、さらに要件事実・事実認定・法曹倫理など実務面の知識まで問われ、その上、法科大学院を卒業しない場合は司法試験の前に予備試験に受かり、そもそも司法試験に受かっても司法修習+二回試験(と俗に呼ばれますが試験自体は一回です。修習のラストに行います。)を受からないと取得できません。すべて一発合格したとしても3年掛かりますし、司法試験予備校に通わずに合格するのは至難の業です。

それに対し、行政書士では六法+行政法のうち憲法・民法・商法・行政法だけで、刑法・刑事訴訟法・民事訴訟法は省かれてます。また、法律実務科目もなく、代わりに基礎法学という簡易な科目があるに留まります。

キッチリと勉強すればゼロから初めて独学でも1年〜2年で合格が狙える内容です。

また、受験資格もなく、毎年11月に行われる試験に受かればそれで資格を取得できます。

このように、士業(しぎょう、あるいは『士』からサムライ業、とも)の中では低いのですが、されど国家資格。しっかりと勉強して憲法や法律の基礎をキッチリ理解しておかなければ合格は難しいでしょう。

まとめ

  • 行政書士は行政に提出する書類を代書する資格
  • 難易度は他の士業と比べると低い
  • 低いといっても勉強は絶対必要
  • 独学での合格は難しくない

次は、独学合格のための勉強法を見ていきましょう。

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