防湿庫のススメ レンズの長期保存は簡易ドライボックスだと痛みます……

カメラの話ばっかり書いてきましたが、うっかりしていました。

保管は大丈夫ですか?|;゚ω゚|

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カビが生えたらレンズは終わり

レンズはカビります。ジャンクのワゴンを漁った経験がある人はみんな知っていると思いますが、レンズにびった〜っと白いもやもやのようなクモリが付いたものや、明らかにカビと分かる異物が付着しているアレがカビです。

写真を載せたいのですが、キモいので回れ右されたら嫌だし興味がある人はこのページを読み終えてから画像でぐぐってくださいね|;゚ω゚|

で、ひとたび生えたカビは、なかなか完全に除去することが出来ません。カビの状況が軽い程度でも1万円以上、ひどい状態になると3万円以上のクリーニング代が掛かる上に、カビ菌が残っていると再発します。また、自力でのクリーニングはレンズコーティング剤を痛めてしまうので絶対にダメですよ?|;゚ω゚|

とにかく、カビが生えないようにすることが先決なのですが、日本は高温多湿な梅雨がありまして、かなり多くの人がこの季節の間にレンズやカメラをカビらせてしまうようです。

ご存じの通り、カビが生えたレンズは買い取り価格が大幅に落ちてしまいます。レンズを売っては次のレンズへ……というカメラ上級者にとっては資産価値をゴミに変えてしまう悪魔のような存在です。実際、カビたレンズはヤフオクでも価格面で相当に足下を見られます。質問欄に「カビはありますか?」と聞かれることすらw

もちろん、「少しのカビくらい写りには関係ないよ!」って言う人も多いですが、それは強弁に過ぎません。前玉のカビに限れば、なかなか写らないでしょう。しかし、後玉のカビは白くもやが掛かったように映り込みますんでね。あんまり無茶を言ってはいけませんよ?

カビの生態 – 湿度を単に下げるのではなく制御するのが大切

湿気が制御されていない状態にカメラ・レンズを長期間さらすと、思った以上に簡単にカビが生えます。

ですので、部屋の中で野ざらしや棚・デスクに飾っておくなんてマジで論外です!|;゚ω゚|

カビを防ぐためには、湿度がコントロールされた環境が必要になります。部屋全体を湿度コントロールするのは事実上不可能なので、普通は簡易ドライボックス(簡易的な防湿庫)を使います。

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簡易ドライボックス – カメラ入門者はまずコレ!

これで多くの場合は助かりますので、カメラ入門者はまずカメラやレンズと同時購入しましょう!

多くの人が愛用していると思われる、1000円台〜数千円で買える簡易的なドライボックスです。構造的には『密閉される箱+吸湿剤(+簡易湿度計)』という構造になっています。

この辺がオススメです↓

あんまり安いものは高さが小さくてズームレンズを立てて置けなかったりするのでオススメ出来ません。まあ、ご予算と相談ということで。ただし、湿度計がついていないものは絶対に買ってはいけません。

簡易ドライボックスは、定期的に湿度計をチェックしたり、定期的に吸湿剤を取り替えなければなりません。レンジでチンで復活できるタイプの吸湿剤だと楽ですが、それでもメーターのチェックは必要になります。そういう作業はけっこう面倒くさいのですが、数千円そこらでひとまずの安全が得られるわけですから、それくらいは仕方ないでしょう。

ただ、湿度を下げすぎると発生するカワキアオコウジカビ等の厄介なカビもあります。簡易ドライボックスは先も書いたとおり単に吸湿剤を入れただけの密閉容器ですので、油断していると湿度が下がりすぎて乾燥カビが発生します。(一応、そう簡単には湿度が下がりすぎないような構造にはなっていますけどね)

また、乾燥しすぎた状態での長期保存は、カメラやレンズの駆動部に使用されているグリスを痛めるという話もあります。クラシックカメラやオールドレンズなどは基本的に長期保存が前提になりますので、簡易ドライボックスでは無理があります。

そこで、高価なカメラやレンズを守るためには、機械制御で湿度をベストな状態にあるよう完全にコントロールしてくれるマトモなドライボックス(防湿庫)が必要になってきます。

防湿庫 – ほぼ2万円代から買える絶対的な安全

簡易ドライボックスと違ってこちらは電力を必要としますが、吸湿剤の取り替えが一切不要で、湿度が上がりすぎず下がりすぎず、というカメラにとってベストな保存環境を提供してくれる優れものアイテムです|゚ω゚|

お値段も2万円からスタートになりますので、 レンズカビらせた時のクリーニング代を先払いしたら永久にカビと無縁になった!くらいに考えれば良いと思います|゚ω゚|

チョイスは、防湿庫ではツートップと言える東洋リビングとトーリ・ハンがオススメです。このどちらかのメーカーで、自分の持っている機材の数と相談して決めると良いかと思います。

なお、防湿庫を買うと安心してしまってどんどんレンズやカメラが増えていく……という都市伝説もあるようですが本当ですそんなことは無いので、安心して保管できる環境を作ってしまいましょう|゚ω゚|b

東洋リビングのエントリーモデルはこちら↓

トーリ・ハンのエントリーモデルはこちら↓

こうやって見比べると、トーリ・ハンのほうが安いな……いいなぁこれ|;゚ω゚|

マイナー企業の安物は避けたほうがいい

防湿庫には、なんだか分かりませんが上記の有名ブランドより5000円以上安いものが、Amazonを初めとして色々なところで売られています。しかし、保管器具ですのでサポートや評判、過去の実績がしっかりしているところを選んだ方が良いでしょう。

韓国製で安い『ハンファ』や、Amazonでも売っている『PLUS ONE(プラスワン)』(←どこの何やねん!わけわからんわ!)といった、この分野ではほとんど聞かないようなメーカー・ブランドの物は避けておくに越したことは無いと思います。安物買いのなんとやらという言葉もありますし、この場合、失われるのは防湿庫だけでなくカメラやレンズも含めてですからね……くわばらくわばら。

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