IKEA 犬猫窒息水サーバー(LURVIG/ルールヴィグ)vs殺人タンス(マルム)

シェアする

リコール情報

イケアの犬・猫用水サーバー『LURVIG/ルールヴィグ ウォーターサーバー』において、水タンクが外れて、そこに犬や猫が頭を突っ込むと抜けなくなり窒息死する致命的な不具合が発生しました。

日本では未発生ながら、既に海外では二頭の犬が上記ケースにて窒息死してます。

事態を重く見たイケアは無条件回収を決定しました。レシートがなくとも現物があれば返金するので全て回収したいとのことです。

連絡先・質問先は以下の通りです。

◆イケア・ジャパン カスタマーサポートセンター

フリーダイヤル:0120-151-870(受付時間:10:00~19:00)
Eメール:recall@support.email.ikea.JP

なお、Eメールで連絡する際は、名前・住所・連絡先電話番号・商品名(LURVIG/ルールヴィグ ウォーターサーバー)・購入時期を記載お願いします、とのことです。

本件から垣間見えるイケアの価値観

犬や猫が頭を物の隙間に突っ込むというのは典型的な行動であって、商品開発の上でまずクリアしなければならない安全性確保ポイントの一つだと思います。

犬も猫も、事理弁識能力などほとんど持ち合わせていません。それ故、ペット用品はある種、人間以上に安全性に配慮しなければならないカテゴリです。

ペット用品ですら安全性を確保できない企業が、人間に向けて販売する家具・家電・消耗品などを安全保証するというのは、無理があるのではないかと思います。

というか、そもそもイケアは時折およそ生命に対して無頓着なのではと思える言動を取ることがあります。

例えば……人間の命に順列を付けていたりします。

具体的には、日本人の生命は、米国人や中国人より価値が低いものと捉えているかのような言動をとっています。

以下、イケアの殺人タンス『マルム』のお話です。

日本では回収されない殺人タンス『マルム』

2016年。北米にてイケアのタンス『マルム』が倒れて6人の子供が死亡するという事故が起こりました。事態を重く見たイケアは3600万個ものタンスを回収する……という事件を起こしています。

事故が起こった理由は、『タンスを壁に固定していないと(比較的容易に)前に倒れる』という非常にお粗末なものです。(重量物のバランスすら計算できないのでしょうか……)

近年、日本では定期的に大規模な地震に見舞われている危険な状況にあります。残念ながら今後も地震は繰り返すでしょう。その時に、大型家具――タンスが倒れてきたら……?

そんな心配を誰もしたくはないでしょう。不良品であるタンス『マルム』が回収されるのは当然とも思えます。

しかし。

なんと、この殺人タンス、回収されたのはアメリカ(北米)と中国のみなのです。

両国以上に地震のリスクが高い日本なのに敢えて回収しなかったのです。

理由は『日本でのたんすの安全基準を満たしているから』だそうです。すごいですね。まるでお役所みたいな物言いです。

要するに、「悪いのは日本の基準でしょ?」と言っているわけです。

日本の基準を満たしているのだから、自社のたんすが倒れて日本人が死んでもそれは日本の基準がお粗末なんでしょ?――そう言っているわけです。

今回、ペットを死なせて回収された水サーバーの対応を考えるに、イケアが生命・身体という最大限に保護されるべき権利自由についてどのように考えているのかがよく分かります。

即ち、こういうことです↓

(イケア的価値基準) 日本人の生命 < 犬・猫

「ジャパニーズよりドッグ、キャット、とてもとても大事デース!」

最後に

  • 犬・猫を殺した家具 → 日本でも回収される
  • 人間を殺した家具 → 北米と中国だけ回収(日本は回収せず)

上記の通り、イケアというのは、犬・猫を殺したら回収するけど日本国外で人間を殺した家具については日本だけは回収しなくても構わない、という対応をする企業です。

そんな中で発生した今回の回収騒ぎは、「あっ、犬猫死んだら日本でも回収されるんや……日本人の命が危険でも気にしないのに……すげえ会社やな……」という清々しい気持ちになりました。

なんというか、理不尽な話やなぁ……




スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク