メタルドッグスのβテスターに当選してたので早速プレイしてみました!というエントリー。
色々と感想を書いていきます。
ゲーム起動!

タイトル画面。
いつも通りメタルマックスのテーマアレンジが流れる中、並び立つ三頭のわんこ。りりしいですねえ……(本作には犬が三種いることが窺えます)
そして、ハンターやクルマがない所からも、本作の主人公は犬なのだということが分かります。いやあ、思い切りましたねえ。
それでは……ニューゲーム!
> ニューゲーム

本作の主人公である犬は、メタルマックスシリーズの主人公らしく死体から始まります。
電撃蘇生を使うらしい謎の人物が拾った犬の死体。その首輪からメモリーカードを発見し、蘇生前に内容を確認しておこう――ところからゲームチュートリアルがスタート。
……3時間前ってことは確実にチュートリアルのラストで死ぬことが約束されているわけですが……
簡単操作でキビキビ動くよ!

ガイド画面で見るとなんかめっちゃ詰まっててややこしそうに見えるけど、操作方法は至って簡単。XBOXやPS等、昨今の標準的な入力を備えたコントローラーを使ってとても快適にプレイできます。
攻撃は、X・Y・Bボタンを押すだけ。それぞれのボタンに好きな兵器をセットしてバリバリ射撃できます。犬はクルマではないので『穴の種類』という概念が無く、3つあるどのスロットにも好きな機銃・主砲・S-Eを装備できます。また、本作では弾薬という概念すらも無いため主砲もS-Eも撃ち放題!
リロードの時間は兵器ごとに決まっていますので、無駄なく撃ちまくりましょう。
敵へのターゲッティングは、基本はオートターゲットで、近くの敵で向いている方向にいる敵、という感じの割とふわっとした感じでターゲットしてくれます。そして、オートターゲットしてる時にLTを押すことでその敵を固定ロックオン出来ます。
ちなみに、18mm機銃や150mmキャノンは最初の移動・攻撃方法チュートリアルでしか手に入りません。また、出現する一部の敵もここだけでしか会えません。βテストながら敵データは余分に入っているような気がしますね。
出口を見つけてクエスト終了!

マップには必ず一つ、クエストクリアとなる出口もしくは次のフロアに進むための道オブジェクトがあります。クリア条件を満たしていない場合、出口を選択できないようになっているようですが、βテストと言うことで犬でバンバンやって目の前の敵を全滅させて宝箱もあけまくっておけば自然とクリア条件が整っていると思います。
なお、チュートリアルは敵にやられても(瀕死でスタートしているので一発食らうと即死)敵をある程度倒しても時間切れで死ぬようになっています。
そうしてチュートリアルを終えると、今度こそ電撃蘇生を受けて第二の人生いや犬生を生きることになります。
電撃蘇生をしてくれる謎の人物は一体何者なのでしょうか?
一体、なにミンチなんだ……?
……正体は遊んでのお楽しみで(笑)
拠点

拠点メニューはこのようになっています。いにしえのハクスラであるウィザードリィよろしく簡素な仕上がりになっていて、実際、このくらいでちょうど良いです。ゴチャゴチャして無くて良い。
- 出撃 → クエスト選択画面に移ります
- 犬小屋 → 装備&道具(クエスト中にスタートボタンを押したときと同じ画面)
- ショップ → 兵器や道具をゴールドでお買い物(『チョー頑固な決済システム』は健在)
- 兵器実験室 → ハクスラ名物・装備品の追加属性のランダム付与やり直し
- 倉庫 → 文字通りの倉庫で、使わないアイテムを預けておける
- セーブ → セーブ機能へ直行
- オプション → セーブ機能やロード機能、オプション設定など
賞金首

βテストでは、ロンメルゴーストを始めとして数体の賞金首が実装されています。倒すと『いつもの演出』で討伐済みとなりゴールドが振り込まれます。
かなり骨のある強さに設定されてます。メタルマックスはこうでないと!
弾やミサイル爆風を搔い潜って撃つべし撃つべし!
クエスト一覧(βテスト)

βテストなのでクエストは11個のみ。とはいえほぼ半分くらいはチュートリアル・クエストですね。
兵器実験室

アイテムには『スロット数』というものが定められており、スロット数の範囲で『付与効果』が付くことがあります。付与効果なしのアイテムは名前が白いままですが、付与効果数に応じて色が変わっていきます。
この付与効果を『構成物質変異剤』(宝箱や敵ドロップ、クエスト報酬などで得られる)とゴールドによってランダムで振り直すシステムが兵器実験室です。ハクスラでは割と名物的な基本機能です^^
プレイ中に何度も何度も利用することになるでしょう……ごくごく短いβテストですらそうだったのだから……
クエスト中
ランダム生成されるマップは、通路と開けたエリアで大きく分かれています。そして、開けたエリアにモンスターや宝箱、障害物、出口や階段が生成されます。
障害物は、敵の攻撃によっては弾を止めてくれるため、使えるときはうまく活用しましょう。ロンメルゴーストなど、賞金首は基本的に配下の雑魚敵を召喚して現れます。倒しきっても一定時間でまた雑魚を再召喚します。こういう時に、障害物をうまく利用しないとあっという間に蜂の巣になります……

敵の砲弾やミサイルの爆風を搔い潜って雑魚を掃討し……賞金首との対峙!

友情もなく、努力も無く、ただただ無粋な鉛玉をぶち込みまくって得るものこそが勝利である。
勝利は常に美しい。
そして、賞金首を倒すと……お待ちかね、ボスドロップ・ターイム!!!

レアドロップ・ゴーストキャノンが2本も!
ハクスラの風物詩・脳汁ドバドバ出る瞬間ですね……
早速持って帰って兵器実験室へ!
……と行きたいところですが、今宵のβテストはロンメルゴースト撃破まで。
そのままクエストをクリアすると、セーブされずにβテスト終了の画面と共にタイトルへ……嗚呼、無情。
ちなみに、僕は序盤のロンメルゴースト顔見せクエストで無理して撃破していたので、クエストクリア時の賞金首撃破・精算演出は無し。多くのプレーヤーは、ここでロンメルゴーストの撃破演出を見ることになるのだと思います。
全然関係ないですが、嗚呼、無情を『アーム・ジョー』って書いたらなんだかS-Eっぽくないですか?
ないですか。そうですか。
βテストを終えて……

と言うわけで、βテスト終了なわけですが……
僕はバグに当たらなかったんですが、きっと見つけた人もいるのでしょう。そのためのテストなので、見つけた人に将来のプレーヤーとして感謝。
同時に、『もっとこうした方がいいのに』という点もあるので、そういったものを列挙してみます。(まとめて開発に感謝の言葉と共に送ろうと思います。)
評価できる点
- ポチ(仮称)がキビキビ動く! プレイフィールはハクスラの基本にして生命線!
- プレーヤーが気持ちよくなれる側に振ったゲームバランス!
- メタルマックスらしく攻撃力で殴る楽しさ!
- 追加の犬で何か自機性能が変わるのか楽しみ
- ストーリーも無理のない内容。外伝としてうまく世界観が纏まっている。
- せっかくだからマルチプレイにも期待。
改善して欲しい点
- 敵を倒してゴールドをドロップまでに約1秒は長すぎる(撃破と同時にしないとプレイリズムを崩す)
- そもそも、ゴールドを取りに行くこと動作そのものがゲームデザイン的に余計なのでは?(吸い込むか自動取得で何ら問題ない。装備品ドロップについては現状のままで良いと思う。)
- 兵器のランクが一つ上がるだけで、すぐ下のランクでいくら良い付与効果があっても一気に陳腐化するのは流石に勿体ない
- メタルマックスなのに『改造』要素が全くないので、ランダムな付与効果ガチャだけでなく能動的な改造でベースアイテムそのものへの性能アップを入れる形で、兵器の寿命やカスタムバリエーションを稼いではどうだろう? 更に、改造に必要なアイテムを集めさせる事で
モンハン的なプレイ時間引き延ばしにも対応できる引き延ばしって言うな! - というかぶっちゃけ変異は結果が気に入らなかったらロードしてやり直せるし、キビキビ動作するからすぐロードできるしで、やはりこの兵器実験室システムは本作の一番取り扱いが難しい所な気がする……名作になれるかどうかが、たぶん、ここに掛かっている気がするんだ……ディアブロとかやってて思うけど、ランダムガチャ回すだけって個人的にはよくないと思う……ハクスラはやはり何度でも潜って気に入るアイテム出るまで回しまくるのが本分やろって気がするんですわ……
- S-Eの存在感が薄い。リロードタイムに匹敵するだけのダメージ効率が得られない。要調整。
- どのスロットにも好きな装備が付けられるけど、やはり、どの兵器も単体としての個性だけでなく、兵器カテゴリ自体の個性も持って輝けるようにして欲しいと思う。現状、ゴーストキャノンx3本など、多装填数の主砲が強すぎるのがとても気になった。(βテストだから仕方ない面もある)
- レベルアップでHPが増えるだけでなくスキルポイント的なものが欲しい。ポチボンベとか毛づやを良くするとかやりたい。ゲームバランス調整が大変になるけどそこは頑張って頂きたい。(現状、回復カプセルは20個持ち込み可でステージ中でも沢山拾えてがぶ飲み状態だから、ゴールド消費なしで一定回数使えるポチボンベくらいあってもバランスはさして変わらんと思う。)
- BGMや効果音がだいぶ大きめなので要調整だと思う。
- ヒロイン・看板娘的な存在がやっぱり欲しい(電撃蘇生の人は割とツンデレ気味だけど ちがう そうじゃない。世界観的に無理だとしてもポMやサーシャみたいなそもそも人じゃない前例もある。)
と言うわけで、色々書きましたがとにかく基本的なデキがとてもいいゲームなので、これは今後の調整によって神ゲーに化ける可能性を十分に秘めていると僕は感じてます|゚ω゚|
正式発売が楽しみだー!